彷徨える「統計学です」の独り歩き

こんにちは 

生年月日からタイプ分類界の老害、揚げ足奉行の戸栗です。

先日SNSで見かけた

「この心理学(動物の)は占いじゃなくて統計学だよ!を全面的に打ち出したいー!」

はい。時々見かけます。お気持ちは分からなくもないのですが…

あまりにもドカンと目に入ったのでコメントをいれました。

「それは占いを統計学とおっしゃるのでしょうか?」(私)

するとご丁寧に占いではなく、扱っている本体の心理学が統計学であるとお答えいただきました。

つまり、その方が扱う心理学は、何万人もの生年月日データの分析の計算式(?)が元になっているからであると

なるほど。

現行の生年月日から性格を調べるコンテンツを実践されている方からすると、この投稿者が官軍で、私が賊軍となるのでしょね。

ええ、だから老害を自称しています。

さて、統計学の専門家に、これに対する助言を求めるときっと

➞そのデータは、どの母集団からどのような方法で収集されたものですか?
➞仮説は何で、どの統計手法を用い、どの有意水準で検定していますか?
➞その結果は再現性があり、第三者が追試できる形で公開されていますか?

の提示を求められるのでしょう。

私は統計学の専門家と議論する知識を持たないので、それを思うとゾッとします。

かつては私も胸を張って「統計学です!」と叫んでいましたが、増永タイプ論に触れてからは、セミナーでもかなり控えめに

「統計的な価値があると言っても問題ない数の…」と声を低くしてボソッと言う程度にしています。

そしてそのソースは、増永の言葉となってタイプ論の中に広く浸透しているだけです。

すごい数だったと聞いています。

それがいつの間にか独り歩きして…

「統計学」がいまだに彷徨っているのですね。

では。


※ この話題に関連して、noteでは別の角度からも書いています。よろしければ一読ください。
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