こじかは高圧的な態度を取らないのか?

こんにちは。

生年月日からタイプ分類界の老害、揚げ足奉行の戸栗です。

発端は占い動物コンテンツ上級認定講師のSNSでの発信

『こじかタイプは高圧的な人が嫌い! ムリ!』

です。

誰でも高圧的な人は嫌いです。そこに本来、タイプ別の優劣が生まれる余地はありません。

しかし、『特にこじか(M1)』となると話は大幅に変わります。

普通に考え、さらに認証バイアスに陥っていなければ、そこには自然と「なぜ?」が浮かんでくるはずです。

その検証をする話題の2回目。

今回は、

「M1タイプが高圧的な人が嫌いなら、M1タイプはそのような態度を取ることはないのか?」です。

■少しだけ経験談を

20年前、増永の名を伏せられた状態でタイプ論を学び始めたとき、そのコンテンツの兄弟姉妹関係である動物のキャラ「こじか(M1)とひつじ(M2)」を見た時の感覚は、「雰囲気を重視」「まわりを見ながら控えめ」などから納得した反面、こじかの著名人である星野仙一氏を見た時に、そのギャップに、長く悩まされることになりました。

さらに整体に通われているM1男性で、星野仙一氏に輪をかけたような方がいらっしゃって、学ぶ理論の深さを痛感していました。

そんな星野仙一氏を浮かべながら本題に入ります。

■「義理・誠意・秩序」を根拠にした“正当化された圧”

原典をみてみましょう。

【倫理観】
『人情的、封建的安定的秩序の擁護』
『躾け主義の教育方針』
『先験的勧善懲悪的社会倫理の信奉』

【対人関係】
『目下には、愛情的庇護的精神に基づく是々非々的指導態度』
『家族主義的温情精神』

【社交態度】
『相手の誠意・善意への過剰な期待』
『それに応じないと寛容性や自己反省が働かない』

難しい言葉が並んでいますが、結論としては

「M1タイプが高圧的な人が嫌いなら、M1タイプはそのような態度を取ることはないのか?」

これには条件付きNoです。

●どんな条件で“高圧”になるのか?

条件①:慣れた環境で

M1タイプは
・不慣れな環境 → 萎縮・順応・従順
・慣れた環境 → 自己の倫理を発動できる

また、M1タイプの代表的な特性に「馴れたところでは、自己束縛をといてのびのびとしたい」とあります。

これは言い換えると、「圧を受ける側」から「圧を“行使できる側”へと立場が反転しやすくなる」という側面を持ちます。

条件②:上下関係が明確な状況で

ここが決定的です。

M1の「封建的」「義理」「誠意」とは、上下関係があることで初めて“正しく機能する倫理”です。

そのため、自分が「上」「保護者」「指導者」「年長者」で相手が「守るべき存在」「育てる対象」になると、

➡これは高圧ではない。指導だ。
➡これは支配ではない。誠意だ。

と、内的には完全に正当化された圧となります。

●ではどんな“高圧”か?

重要なので、はっきり分けます。

・M1がやらない高圧
➡威圧的恫喝
➡感情的怒鳴り
➡支配欲むき出し
→ これは主にファイト派的

・M1がやりうる高圧(原典的)

➡「言わなくても分かるだろう」
➡「これが筋だろう」
➡「自分はここまで我慢している」
➡「誠意を見せろ」
➡「ちゃんと考えろ」

つまり倫理・義理・期待を背負わせる圧になる可能性があります。

●ではなぜSNSで「高圧が嫌い」と誤訳されるのか?

理由はシンプルです。自分が与える圧には無自覚で、他人から受ける圧には過敏になるからです。

特にM1タイプは、「圧をかける/かけられる」という両方向の体験を、同じ「誠意」「義理」という物差しで測っています。

相手から見ると「めちゃくちゃ重い」「逃げ場がない」ですが、M1本人は「正しいことをしている」「愛情のつもり」というズレが起きます。

だから受けると「苦しい」し、与えると「当然」となりうる。

この構造を知らずに切り取ると「高圧が嫌いな人」という浅いキャラ化になってしまいます。

ここで注意すべきなのは、これは「M1が悪い」という話ではなく、倫理が作動する条件が限定的である という構造の話だという点です。

●その④—2のまとめ

それでは原典に沿って、M1タイプの尊厳を守り、丁寧に表現しましょう。

『M1タイプは高圧的な態度を嫌うというより、不慣れな環境では圧に弱く、慣れた環境や上下関係が明確な場では、義理や誠意を根拠とした“指導的圧”を行使する可能性を併せ持っている。』

つまり

「M1タイプが高圧的な人が嫌いなら、M1タイプはそのような態度を取ることはないのか?」

ではないのです。

加えて、12のタイプは誰しも条件下により高圧的な態度を取る可能性があるとも言えます。

ではなぜ『こじかタイプは高圧的な人が嫌い! ムリ!』と言葉がズレてしまったのか?

次回【その④—3】ではその決定打を持論ではありますがお話します。

ではまた!

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