独特な世界観を醸し出している音楽ユニット、perfume。
残念ながら2025年12月末で「コールドスリープ」期間に入ることを宣言しました。
コールドスリープ。
「活動停止」をそう表現するところが、なんとも彼女たちらしい。
私は邦楽には疎く、perfumeの存在は知っていましたが、「なんだか独特な3人組」という程度の認識でした。
しかし、衝撃的な出会いがありました。
あるタイミングでYouTubeにて「FLASH」を観たときのことです。大げさではなく、口を半分開いたまま身体が固まりました。
これは2016年、広瀬すず主演映画『ちはやふる』の主題歌だそうですが、映画の「百人一首」の世界観に合わせ、さらにカンフーや空手の型、ポージング要素を取り入れた振り付け。
速く鋭い「動」と、武道における「間」が、無機質かつ美しいシンクロとして表現されており、極めて芸術的なパフォーマンスでした。
圧巻です。
私はそれまで、単に「少し路線の違うアイドルユニット」と捉えていましたが、これは只事ではないと思い、さっそくタイプを調べてみることにしました。

➡樫野有香氏:C3タイプ
➡西脇綾香氏:C3タイプ
➡大本彩乃氏:F4タイプ
この情報だけを見ると、クール派が2人、ファイト派が1人。ただしF4タイプはクール派側に位置するため、全体としては「クール派的要素」が強く、心理的距離も比較的近い構成と言ってよいでしょう。
一言で言えば、「まとまりのある3人組」です。
では、あの独特な世界観とパフォーマンスの根源はどこにあるのか。増永の原典を参照してみます。
樫野氏・西脇氏(クール派C3タイプ)
『一般に技術的な運動(鍛錬的でないもの)は得意。手足の運動神経が発達している。』
『分析的な観察眼とか、選択的な論理性、推理性には乏しく、全体的・総合的・印象的な把握。』
大本氏(ファイト派F4タイプ)
『知覚的(特に視覚的)記憶の確かさ。物の形に対する把握の鋭敏さ。図形に対する直観的把握。』
『現象の形態的な緻密な分析力。構造に対する興味。視覚的・形象的な物に対する追究。』
これらを踏まえると、C3タイプは全体的・印象的な把握力に優れており、個々のパフォーマンスだけでなく、「3人全体としてのステージ表現」を強く意識できている可能性が考えられます。
また、手足の運動神経が特性として挙げられている点から見ても、ハイヒールでハイキックを行うような動きは、まさに特性に合致した表現と言えるでしょう。
一方、大本氏はF4タイプですが、『構造に対する興味。視覚的・形象的な物に対する追究』という点は、C3タイプと共通する「全体構造の把握力」と親和性があります。
経験上、F4タイプは空間構造や配置デザインに優れた感覚を持つ人が多く、C3タイプと組み合わさることで、パフォーマンス全体を立体的に捉える力が相互に補完されているのではないかと推測されます。
「FLASH」に限らず、感情の高揚をあえて抑えた無機質な表現が成立している点も、クール派的特性が上手く活かされているように感じます。
さて、円環図には3人以外の人物も示されています。
青い人型は、楽曲をプロデュースする中田ヤスタカ氏。彼もF4タイプとされており、4人全体として見ても、非常に近い位置関係にあります。
そして黄色の人型。
これは、perfumeの結成メンバーであった河島佑香氏(ファイト派F1タイプ)です。2001年に学業専念のため脱退されていますが、円環図上ではやや離れた位置にあります。
これはあくまで結果論ですが、心理的距離という観点から見ると、納得できなくもありません。
perfumeファンにとっては寂しい話ではありますが、いつの日か復活、いや「リバイバル」を願いたいところです。


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