こんにちは。
生年月日からタイプ分類界の老害、揚げ足奉行の戸栗です。。
また目に留まりました。SNSでの投稿です。
『サルは真面目にコツコツができないタイプです。』
と、キッパリ。
さらに、
『「楽しそう」「ウケそう」で動くと一気に強くなる』
とも書かれていました。
占い系コンテンツにおける動物キャラの「サル」は、十二運では「長生」に該当します。
増永学説では「知性的行動派・内閉型」とされ、現ヒューマンスタディ協会では「ファイト派インサイド型・クール派側(F4タイプ)」と呼んでいます。
さて、この『真面目にコツコツできない』という表現ですが、私自身、20年ほどタイプ論に触れてきましたが、F4タイプについてそのように教わった記憶はありませんし、調べてメモしたこともありません。
そこで、増永の原典を確認してみました。可能性として該当しそうなのは、次の記述でしょうか。
『生理克服型であるが、連続的緊張を続けにくく、しばしば神経のいらだちを感ずる。』
『一つの方法論に固執しない多角的態度。』
まずこの『連続的緊張を続けにくい』という表現は、生理機能としての緊張状態について述べたものであり、仕事や日常生活における「真面目にコツコツ取り組めるかどうか」とは、かなり路線が異なるのではないかと私は感じます。
唯一ですが『一つの方法論に固執しない多角的態度。』が可能性としてありますが、これは「やり方を変えられる」「発想が一方向に固定されない」であって、コツコツできないとは飛躍にムリがあるかと。
つまりF4タイプの「方法に固執しない」とは、「コツコツしない(一定に努力しない)」ことではなく、「努力の仕方を一つに決めない」という意味だと思います。
さらに【言語表現】の項目では、
『文章表現は、平明簡潔で、わかり易いことを第一義とする。軽いユーモアを漂わせている。』
と記されています。
この「軽いユーモア」という特性が、いつの間にか(転じすぎて?)「楽しいこと」「ウケそうなこと」といった行動傾向にまで拡張されてしまったのでしょうか。
いずれにしても、かなりムリを感じる表現であり、しかも断定形です。
もし、これらを裏付ける新たな心理学説や統計的根拠があるのであれば、ぜひ教えていただきたいところです。
あれば、勉強させていただきたい。
では。


コメント